Search this site
はじめまして。札幌大通で歯科医院をしております、ちかま歯科クリニックの院長、近間です。よろしくお願いいたします。
札幌駅前20周年に思うこと

こんにちは


少しずつ気温が上がり、雪も融けてきましたね。


もうあれから20年も経ったのかと思います。私が初めて院長職を引き受けたのは大丸札幌店のなかにできたホワイトニングの「店」でした。

インプラントは他の先生が行う、私の担当はホワイトニングだけど、とても勉強になる環境だからと言われてお引き受けしました。

お給料は有休無し賞与無しの25万円で4週6休でした。でも学べればそれでもいいと思いました。


実際は軽度のむし歯も歯周病も全く治療できないホワイトニングオンリーのところで、歯科医師は私しかいない、それがわかったときの驚愕は今でも覚えています。


テナントとはいえ、大丸百貨店の一員として、またお客さまからすると私も紛れもない店員さんのひとりです。

百貨店で準社員として接遇の研修、開店半年前からお店の整備、搬入、それはそれは今まで体験したことのない世界でした。


百貨店のなかは開店前の数ヶ月、一面ブルーシートで養生され、管理職の方々も無精ひげを生やしたまま作業に没頭されていました。


契約した以上覚悟して勤務しましたが、百貨店というまた大変な世界を垣間見た気がしました。

大丸さんの職員さんとともに社員食堂も利用しましたが、約5時間かかるブライトスマイルやズームホワイトニングを施術した後では食堂に行っても何も食べ物がありません。

見かねた3階のマネジャーが、「せんせー、おにぎりこうてきたるわ!」と言ってくださいました。3階は婦人服の売り場でしたので、マネジャーはお客さまに対する配慮は最大に、たくさんのお店の若い店員さんにも細かく気を遣われており、本当にお世話になりました。

社食は2度で諦め、おにぎりを持参することにしました。


毎朝極度に緊張しながら通勤しました。

百貨店のなかでは間違いが無いように透明なビニールバッグに私物をいれて移動します。

裏では偶数階で止まるエレベーターに乗るので、3階に行くためには2階で降りて裏階段を登るか、4階で降りて裏階段を降りるかです。

オープンしてまもなく、私が2階から店内のエスカレーターで3階に向かっていると、サブマネジャーがとんできました。

「先生!店内のエスカレーターを使えるのは管理職だけですっ!」


サロンの体なので、あるときは

「カットだけしてもらえる?」とお客さまが飛び込んできたり、

「栗原はるみさんのお店はどこにあるの?」と聞かれれば中央エレベーターまでご案内して丁寧に行き方をお伝えします。


施術が閉店20時を過ぎたら、1番右手のエレベーターにご案内し、扉が閉まってお客さまが見えなくなるまでお辞儀をしてお見送りをしました。


私はこういうことは少しも苦になりませんでした。

それ以前にもコンビニのカリスマ店員(笑)だったり、古本屋さんの店主だったりしたからかもしれません。

喫茶店の厨房は面接で落ちました。。。



肝心のホワイトニングは、当時札幌に2台しかなかったブライトスマイルを始め、海外製のマシンホワイトニングを2種類、ホームホワイトニングを1種類、国産のマシンとホームを1種類ずつ、計5種類のマシンと薬剤を使い分け、毎日毎日ホワイトニングしていました。


ホワイトニングを専門にするということで、私は専門誌の特集や文献を読み漁りました。

3月3日から5日までは内覧会が行われます。様子を見にいらした技術を習う東京の先生に、これまで調べたことの疑問点を数々申し述べたら、「そんなに勉強しなくていいよ〜、全部衛生士がやるから」と言われてびっくり。


応援できてくださった東京の店舗の衛生士さんの雅やかさにまたびっくり。


札幌店オーナーは別におり、歯科医師は他店のようにいるだけではなく、実際にホワイトニングを行うことになっていました。


ですが、医院でなくサロンであるから素手で施術してということにはどうしても同意出来ず。

決められたマニュアル通りにしか話してはいけない。何よりう蝕や重度歯周炎を放置してホワイトニングしかできなことへの苛立ち。

しかしながら歯の色がコンプレックスだったお客さまの気持ちが一変して明るくなることも事実です。感謝のお言葉やお手紙もいただきました。


3ヶ月もすると、周りの売り場の若い店員さんがバタバタと倒れる現象を、救護室で看護師さんに説明しながら私の胃壁も病んでいきました(笑)




10歳以上年下のスタッフに「代診の〇〇先生はいつも辞書片手に説明書を読んでいるのに、先生はいつ勉強しているのですか!」「この世のなか、言ったもん勝ちですよ!」などど言われるにつけ、私がこここで一生懸命ホワイトニング「のみ」することに耐えられなくなりました。


所詮雇われの院長ですから、船頭が何人もいるとスタッフは誰が1番強いのかとそればかり気にして、本来の仕事すら集中しなくなりました。

私の仕事内容だけどんどんきつくなっていきました。


今なら、私は説明書くらいの英語なら辞書は必要ない!と言えるかも。



私はスタッフに、どんな経験も必ず役にたつと伝えています。

そのとき辛くても、時が経てば別な側面が見える、こともある(笑)


だって辛いことは辛いですし、その感情の記憶を無理にポジティブに変える必要はないと思っています。このご時世、辛ければ逃げる選択肢を持つことも必要なのではないかとも。


私がお世話になった内科の先生は「いつも辞表を胸に仕事をする」とおっしゃいました。

それは無責任にすぐ投げ出すということではなく、いつ辞めても悔いはないほど全力で仕事を全うするということ。

専門は違えど、先生の背中をみて勉強してきました。



この春進学、新社会人など新たな環境に飛び込む若者にも幸多かれと祈っております。


皆さまには三寒四温の折り、お身体ご自愛ください。


✱写真は札幌駅のお土産屋さんに入っている、札幌農学校のソフトクリームです。すごくおいしいです。ぜひコーンで!



ちかま歯科クリニック

近間 恭子


posted by ちかまデンタル | 22:39 | 歯医者さんのこと | comments(0) | - |
開院11周年


こんにちは。

ちかま歯科クリニックの近間です。
本日6月1日で開院11周年となりました。
年初の私の体調不良で、患者さまにはご迷惑をおかけし、本当に申し訳こざいませんでした。

どうやら気持ちだけ若かったらしく、過労って怖いんだよ・・・というお医者さまの言葉でいろいろ気付かされました。

ご来院いただいている患者さまはご存知だと思いますが、当院は人数は多く診ておりません。
しかし治療開始に至るまでに、お一人おひとりゴールを目指して治療計画を立てます。

そこに患者さまの希望もお伺いして、なるべくやり直しがない、もしくは懸念のある歯がだめになってもリペアする方法があるようにと考えます。

他に打つ手がないか周りにご相談することもありますし、それを11年ほぼ全員の方に行ってきました。

診療後事務仕事とやそういうことで毎日夜が遅くなり、オバサンはお医者さまのおっしゃる「大学院生の夜通し実験じゃあるまいし!」という状態でグロッキー。。。
(グロッキーって言葉、今のスタッフはわかりませんよ〜〜)

診療の質を下げないために、この度診療時間を18時までとさせていただきました。

今通院してくださる患者さまは、何とか都合をつけて継続してくださり、とてもありがたく思います。

新規の、特に夜に受診したい患者さまにはご予約がとりづらくなり申し訳ごさいません。
私としても、丁寧な治療を続けるための苦肉の策でした。
どうかご理解いただけますように。

新しいスタッフもとてもいい方が来てくださいました。
コロナ禍もまだ油断できず、何かと暗いニュースもありますが、皆さまにはくれぐれもお心とお身体をお厭いくださいませ。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し訳あげます。


           ちかま歯科クリニック

              近間 恭子

posted by ちかまデンタル | 10:14 | 歯医者さんのこと | comments(0) | - |
コロナ禍での開院10周年!

こんばんは

 

ちかま歯科クリニックは本日6月1日をもちまして開院10周年となりました。

 

長いようで短いようで、痩せたのはほんの3ヶ月で、忙しいのに何故か体重だけはどんどん増えた10年でした。

 

当院に起こしくださる患者さま、目指す治療に一緒に頑張ってくれるスタッフ、ご協力いただいております技工士さん、材料や器械のメーカー、ディーラーの皆さまに深く御礼申し上げます。

 

また入会してから12年になりました補綴学、口腔外科学のご教授いただいております先生、ともに学ぶ先生方、専門医として提携くださっている口腔外科や矯正学の先生たちのご指導、ご鞭撻あっての10周年であり、深く感謝申し上げます。

 

新型コロナウィルスの余波はまだまだ大きく、皆さまもさぞ不自由で不安な毎日と拝察致します。

そんななか、お花をお送りいただきましたKさま、毎年メールをくれる中学の同級生、遠方より見守ってくださる高校の同級生、心より御礼申し上げます。

 

高齢ながら、不出来な娘を助けてくれる家族にもありがとう。

 

ちかま歯科クリニックは、できる限りの感染対策をし、患者さまの人数を若干減らして密を回避したうえで診療しております。

皆さまには、どうぞご無理なさいませんよう、明けない夜はないと信じてご自愛くださいますように。

 

10年経って、またいちから始めるつもりで医院づくりに邁進したいと思います。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

           ちかま歯科クリニック

             近間 恭子

posted by ちかまデンタル | 20:12 | 歯医者さんのこと | comments(0) | - |
開院9周年を迎えて

こんばんは

 

ちかま歯科クリニックは本日6月1日をもちまして開院9周年になりました。

明日から10年目に入ります。

 

今回このような状況のなかでブログを書くことになるとは思いもしませんでした。

この感染症問題は、間違いなく歴史の1ページとなり、私たちの生活様式さえも変化させてしまいました。

外出はもちろん、歯科受診も怖いという方もおられると思います。

歯科医師会も発言しておりますが、歯科が特別感染しやすいというわけではなく、寧ろ無症状の感染者の方から

歯科医師、歯科衛生士の感染のリスクが高いということです。

 

私たちもこの先皆さまに安心、安全な医療を提供するために日々心掛けております。

当院の【感染症への取り組み】はトップページの【お知らせ】からご覧くださいませ。

 

医療ですから、本当は不要不急のことなど無いのです。

歯科医師会の提言もあり、緊急事態宣言中は定期健診のご案内も控えさせていただきました。

その後、定期健診の延長は歯周病の悪化、在宅訪問の延期は口腔内衛生状態の悪化から起こる誤嚥性肺炎の危惧など

本来先延ばしにしていい治療はないというスタンスになってきましたが、油断はできませんよね。

 

こういう状況で、震災や災害で仮設住宅などいまだ不自由な生活を送られてる方、ご病気で入院、通院を余儀なくされる方、

高齢で一人暮らしの方など考えるだけで心が痛みます。

 

最前線で頑張る医療従事者の方にエールを送りつつ、自分たちにできる最善の診療を努力し続けようと思います。

第2波、第3波に備えて皆さまもどうぞご自愛ください。

 

(全く関係ありませんが、私の歯の矯正はようやく終わりが見えてきました。

なんと3年以上もかかりました。歳をとってからの矯正治療は時間がかかるのです。

なんでもかた〜くなっているからです。。。

そんな訳で、お写真は今しばらく9年前の私であり、医院にいるのは本人です。)

 

ちかま歯科クリニック 

   近間 恭子

 

 

 

 

posted by ちかまデンタル | 20:16 | 歯医者さんのこと | comments(1) | - |
開院8周年

こんにちは、2年ご無沙汰しました近間です。

 

ブログも患者さんの治療過程の所感も、この2年まるで更新出来ず、反省しております。

相変わらずのバッタバタな毎日ですが、おかげさまで令和元年6月1日をもって、開院8周年を無事迎えることが出来ました。

 

この節目にあたり、昨年の7周年に続き、立派なお花を頂きました患者さんのMさま、毎年律儀にメールをくれる中学の同級生のY、『映え』なお菓子を頂いた高校の同級生のN、たくさんのお祝いのお言葉を頂いた患者さんに心より御礼申し上げます。

 

昨年は北海道の地震によるブラックアウトの他、全国で天災が相次ぎ大変な年でしたね。

皆さまにお変わりはありませんでしたでしょうか。胆振地方始め、3・11からの東北や熊本、広島といった被災地の復興と被害に遇われた方々の一日も早いお心の安定を願っております。

 

私の歯の矯正治療は順調に進んでおりますが、まだまだかかるようです。

従って、そろそろ変えたいプロフィールの写真の撮り直しがまだ出来ません。

どうか、「あれ?ホームページの写真と違う。」とか、「先生がふたりいるのかと思った。」という感想をお持ちの方々、もう少しお待ち下さい。

あれは8年前なんです!

メイクさんついてますし、下から白いライトを当てて、口角が痙攣するほど笑顔を要求されて頑張って撮影したものなんです。。。

 

 

さて開院記念日の6月1日に、卒業28年ぶりになる北大歯学部19期の同期会がありました。

卒業以来お会いした先生もたくさん。

良くも悪くも「変わった」とか「変わらないね」が飛び交う会場。

懐かしく、楽しい時間でした。再来年、卒業30周年も盛大にやることになりました。

歳をとるだけでなく、まだまだ勉強を重ねていこうと思います。

 

皆さま、今後とも宜しくお願い致します。

 

           近間 恭子

posted by ちかまデンタル | 17:46 | 歯医者さんのこと | comments(0) | trackbacks(0) |
開院6周年と私の歯

こんにちは、近間です。

先日の6月1日で、開院6周年となりました。

そう言われると、あっという間の時間だった気がします。

まだ6年、もう6年。

急な開業から、この生活が成り立っていくのかという、強い不安とともにがむしゃらにやってきて

勉強して頑張って、得たものもたくさん、残念ながら失ったものも無いとはいえないです。

 

この1年、それからまだ今も、衛生士さんの数が当初の予定通りにならず、

患者さんには御迷惑や御不便をおかけして申し訳ありません。

ただ、今まで通りかそれ以上の診療であったり、安心感を提供出来なければ、

今までの意味がないと思っております。

 

私個人としては、相変わらず精神年齢が29歳でも(それもかなり無理だろ・・・。)、やはり

寄る年波には勝てず、取り急ぎ6年前に撮影したこのホームページの写真を差し替えないとだめじゃない?

って思っていました。詐欺と言われる前に。

 

がっ、ワタクシ一念発起しまして、自分の口腔内をオーバーホールすることに致しました。

過度のストレスと舌の悪癖から、舌で歯を押してしまい、歯並びがさらにガタガタ化。

食いしばりと片咀嚼(片咬み)から、アゴがシャリシャリいう・・・・・。

さらに開業時のストレスでなってしまった根の病気も放置中。

さらにさらに、右上67の間にむし歯発見で、フロスが手放せない毎日・・・。

 

ほんと、おめえの仕事は何なんだよ!!っと突っ込まれても仕方がないのですが、

自分の歯とアゴは、ここが変なの!とわかっていても、自分じゃ治せないんですよ。

 

それで、今アゴの治療がほぼほぼ安定してきましたので、これから矯正しようと思います。

抜かないでと希望しましたが、このトシで抜歯もしないとできないそうです。ぎゃ〜〜!

 

そういうわけで、ここしばらくですが、歯医者さんに通いますので、月に何回か午前中が11時始まりに

なるときがございます。

また、ワタクシのお口、歯を抜いてギンギンにブラケットついたりしますので、3年くらい写真NGかも。

笑わないでね。

 

みにくいあひるの子もさ、白鳥になったわけだからさ、誰かに「鳥なら廃鶏」って言われるトシでもさ、

イタイの頑張ってみるよ。

 

現在左右の上の2番が引っこんで、大きく顔が写ると、マジで「カトチャン、ペッ!」って

海苔貼ったみたいに黒く見えるんですよ。笑えない・・・。

 

自分もオーバーホールして、医院も初心に立ちかえって、望まれる治療は何なのか

フォローしてもらうスタッフの役割は何なのか

考えながら7年目に入った毎日を過ごしていきたいと思います。

今現在頑張ってくれているスタッフには、とても感謝しています。ほんとに毎日ありがとう。

医療の仕事は、一人では出来ません。

 

そして皆さま、いつもありがとうございます。

私は基本仕事としてやっているつもりですが(実はちょっと気持ちは込めていますが)、過分なお気遣いに恐縮でございます。

これからも宜しくお願い致します。

 

歯並びがキレイになったら、お笑い女優を目指すかオヨメに行こうか企む近間でした。

 

 

近間 恭子

 

posted by ちかまデンタル | 18:21 | 歯医者さんのこと | comments(0) | trackbacks(0) |
2017年 年頭にあたり

こんにちは、ようやくブログを書けた近間です。

 

昨年は、この欄でもお知らせしたとおり、開業以来いてくれたスタッフのおめでた退職がほぼ同時で、開業の年くらい大変な1年でした。

かなり人が入れ替わり、その間

痛い、つらい、乱暴だ、感じが悪い・・・そういう思いを感じられた患者さんに、本当に申し訳なく思います。

ごめんなさい。

今になって当時の気持ちやされたことをお話くださる方もいらして、私が把握していた以上のことが起こっていたことを知り、

自分の目は節穴かと愕然しました。

 

それからたくさんの患者さんに私の体調をお気遣い頂き、励ましのお言葉を頂戴し、スタッフ探しにご協力頂き、どれだけ気持ちが救われたかわかりません。

あらためて御礼申し上げます。

ありがとうございます。

 

お陰様で8月から頑張ってくれている衛生士のほか、10月から新たにいい衛生士さんが来てくれました!

年明けから複数回の予定で「歯周病認定衛生士」の方にハンズオンセミナーに来て頂き、知識と正しい技術の習得に励んでおります。

 

昨年のどたばたで、いつも通りのクールで定期検診を受診出来なかったという患者さんも多く、現在もうひとりの衛生士さんを募集しています。

 

問題があった衛生士は、よく「私資格があるので!」と大門未知子の「私失敗しないので!」みたいに言うのですが

歯科医も含めて、ただライセンスがあるだけで通用するお仕事があるのでしょうか。

「都民ファースト」(by 小池都知事)「アメリカファースト」(by トランプ次期大統領)じゃないですが、「患者さんファースト」の心と、スキルアップの意欲がないと、

少なくとも医療職は向いていないと思うのは私だけでしょうか。

 

自戒を込めて、また新しい衛生士さんが決まったら、担当制にするか等、よく相談していきたいと思います。

2017年にちかま歯科クリニックは、新体制になり、また一からの医院づくりを目指します。

 

Yes, We did!  Yes, we can! (by オバマ大統領)

 

スタッフはほぼ同時期のスタートとなりますので、ご協力頂ける衛生士さん、お待ちしていますね。(by すぐパクる近間)

 

皆さまにとりましても、今年が健やかで佳いお年になりますように。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

近間 恭子

posted by ちかまデンタル | 09:36 | 歯医者さんのこと | comments(0) | trackbacks(0) |
開院5周年と衛生士さんの募集について
平成28年4月14日に発生した熊本地震に関しまして

この度発生した「平成28年熊本地震」により、尊い命が失われたことに深い哀悼の意を捧げます。
同時に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地等におきまして、救援や復興支援などの活動に尽力されている方々に深く敬意を表しますとともに、
皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

改めまして、こんにちは。
また1年以上ブログを放置した近間です。
おかげさまで当医院は、平成23年6月1日の開院より無事5周年を迎えることが出来ました。

これも、私達の診療内容を信頼して御来院くださった患者さん、機材、材料等の提供にあたり御相談にのって頂く業者さん、
正確に美しく、強度を考えて!と細かな指示に全力で対応して下さる複数の技工士さん、
そして、開院以来、口下手で内気で恥ずかしがり屋の私の代わりに、私の手となり足となりは勿論、時には頭となり、口となって
勤務してくれたスタッフ、仕事以外はただのダメ人間と言われながら、人間としての生活を支えてくれた家族のおかげ以外の
何ものでもありません。
ありがとうございます。

また、相変わらずご相談、ときに御高診頂いております野谷健一先生、野谷健治先生、その勉強会の先生方、
近隣の協力医としての口腔外科、矯正歯科の先生にも厚く御礼申し上げます。

冒頭の熊本地震に関しましてのコメントが、自院を語る上でのポーズになりはしないか、けれどお伝えしたいこともあり・・・
で書かせて頂きました。
私が開院した年の平成23年3月11日には、あの東日本大震災があり、当医院でも3人の被災者の方の治療をしています。
それぞれがおつらい気持ちをお持ちなので、このような不幸は個人だけでなく日本を暗くし、軽軽にはもの申すことさえ
憚られる気が致します。

東日本大震災の当日は、私はまだ開業する気などさらさらなく勤務しており、突然患者さんの頭の上のライトが揺れ始めたので
急いでライトを払い、チェアを起こしたのを覚えています。
その日の夜から、とある医療系サイトに次々書き込みが始まりました。
主に医科の先生ですが、歯科の先生も開業医、勤務医、色々なお立場から東北へ何を送れるか、
点滴、ガーゼ、注射針、マスク、包帯など医療器具から水、簡易食料、そして自分自身。

医院を休診して、3日間だけなら○○まで行けます、車にありったけの物資を積んで○○へ向かいます、
物資はありませんが、最前線にいらっしゃる開業医の先生で救急で現場に行かれる方の医院の代診を5日出来ます、
空いている不動産がありますので入居可能です、当座の勤務場所として2人なら雇用出来ます等等・・・、

そこへ、電話がつながらないという福島の病院から、抱えていらっしゃる入院患者さんのこと、全く足りない物資のSOSが
書き込まれ、またそれに対して出来るだけの受け入れを表明した病院もありました。

確か、道北のほうからご夫婦で医院を休診にして物資を積み、1週間くらいの予定で車で現地へ向かわれた先生もいらっしゃいました。
サイト上がすごい危機感とスピード感でいっぱいで、またこうした事態に自分に何が出来るのかをすぐに判断し
実行できる本当の医療従事者の姿が沢山ありました。
私は何も出来なかったのですが、読んでいるだけで涙が出てきました。

特に被災者の方々のためだけというわけではなく、患者さんに対してどうあるべきかという姿勢を学ばせて頂いた気がします。

急な開業から無事5年を終えたことは、私にとってとてもありがたいことです。
これからも、来て下さる患者さん一人ひとりにとって、何が最善なのかを考えながら治療にあたらせて頂きたいと思います。
このブログを読んで下さった皆さまへ、今後とも宜しくお願い致します。


衛生士さんの募集について

なかなかブログが書けないので、この場を借りてご報告を致します。
開院以来5年間、一緒に頑張ってきてくれ、私を助けてくれた衛生士がこの度出産のため退職することになりました。
ほぼ開業と同時に結婚していたのですが、いよいよ待望のべビちゃんが誕生します。

私の駄ブログの読者のTさん、ご報告が遅れてすみません。あ〜〜そのアゴの外れ方は私には治せませんよ。
口腔外科で指に包帯巻いて思いっきりやってもらわないと。
タケウチからTさんに届くようブログに書いてくれと言われていたのですが、後任探しやら何やらで。

ありがたいことに、当医院の衛生士には、たくさんの患者さんからお祝を頂きお別れ会まで開いて下さった方もいて
本当にありがとうございます。
私は、彼女にインプラント以外は咬合、義歯、自費などかなりな知識と技術を教えたつもりです。
今後、べビちゃんが少し大きくなったら、どこの医院でも働く技術も人柄もあると思います。
ま、またうちに来てくれたらいいですがね。

それからNさん、タケウチが戻ってくるまで入れ歯にしないとか駄々こねるのやめてください。
もちませんて。


で、次になのですが、受付件助手として、私があ〜〜こうしておいてほしいなあとか、何かを探したりしていると
さっと先回りして的確にやってくれているマツウラさんも寿が近くてですね、新しい衛生士さんが決まったら
しっかり引き継いでくれて退職予定なんですよ。

ほんと、かゆい所に手が届くっていうか、2人ともそうなのですが、私のダメダメぶりをフォローしてくれているのは
患者さんが一番ご存じだと思います。

そういうわけで、当医院は2名の衛生士さんを募集しております。
私もトシをとってきたので、衛生士さん2名体制にしようと思います。

当医院は咬み合わせや義歯の設計は勿論私がしますが、衛生士さんもわかっていた方がいいことが沢山あります。
ただ正社員になって〜〜漫然と仕事をするという感じの方は向かないかと思います。
それから、嘘や変な言い訳をするとか、約束を守れない人。
そんなの当たり前じゃん!と思ってくれたらいいのですが、そうでない人がいたのです!!!

誰でも仕事は生きるための術なので、情熱大陸にご出演される方のようにパワフルでなくてもいいです。
ただ、感謝の気持ちを忘れない、衛生士の仕事が好き、もっと色々な症例をこなしてみたい、おうちの姿は見せられないけど
(←それは私か・・・。)医療職として現場では理性を持って働こう、それで患者さんに「いつもありがとう。」って言って
頂けたらすごく素敵!

そういう方、是非ご検討ください。お待ちしております。
私も老体に鞭打って頑張りますが、当医院の患者さんは、きっと衛生士さんにも喜びをくださいますよ。
ここで働いて良かったと思って頂けるよう頑張ります。

私の大切なスタッフにいつもお気遣い頂きます患者さんへの御報告と、ここまで読んでくださった衛生士さんへの
お手紙でした。
長い間お世話になりましてありがとうございました。2人に代わって御礼申し上げます。

近間 恭子





 
posted by ちかまデンタル | 18:42 | 歯医者さんのこと | comments(0) | trackbacks(0) |
6月1日 開院4周年になります
こんにちは。
とうとう1年もブログをほったらかしにした近間です。

勿論、仕事で精いっぱいだったのが原因ですが、年末年始のご挨拶までぶっとばしたのは理由がありまして・・・。
昨年11月20日頃より、高熱と片側頸部のリンパ節が腫れる壊死性リンパ節炎という病気になってしまい、
解熱剤が切れると38度まで発熱し、借金でもないのに首が痛くて回らないという状況が少なくとも年末まで続き、
医院も休診させて頂くこともあり、患者さまには大変ご迷惑とご心配をお掛けいたしました。
あらためてお詫び申し上げます。

3月ごろまで疲れるとじくじくしていましたが、ようやく落ち着いてきました。
その節はご高診頂きました、野谷健一先生、北大の佐藤明先生、ありがとうございました。
この病気、やはり疲れると再発することもあるらしいので、休息も大事だそうです。

がっ。この1年の日々の診療も、体力と気力と弱いアタマのフル回転でした。
迷い惑わされてカーニバル状態のアゴの患者さまに、
飾りじゃないのよ前歯はハッハ〜、きれいなだけならいいけどホッホ〜、
奥歯が噛めない時点でちょっと悲しすぎるのよ顎位がホホホ〜・・・と説明し続け、
削り疲れた診療の帰り、これで今月も終わったなとつぶやいてえ、
ブーツのジッパー上がらずに、むくんだなと思ったら泣けてきた〜〜毎日でした。

難解!!と判断した症例は、勉強会に持ち込み、怒涛のような野谷健治先生の御指導を伺っているうちに
アタマのなかで英語の翻訳が追いつかなくなり、メモの手が止まり、多分チベットスナギツネのような顔になって
側頭部をぐりぐりされながら目が回りそうな感じになります。

勉強会の先生方、いつも時間を押してしまい、低レベルの質問をしている私をお許しください。
30年もの勉強会の歴史に、まだ私のアタマは追いつけないのです、きっと。

この1年、自分も歳をとり、もはや昔なら初老といった年代に突入します。
大病を乗り越えられて、今度は歯の治療をちゃんとしたいという患者さまも多くいらっしゃいました。
今後はご迷惑をかけないように、また、この歯科医院へ来てよかったと思って頂けるためにも、
自分の身体も気をつけようと思います。
今までも、無頓着なわけではなかったのですが、最近はトシを感じますね〜。
心は永遠の29歳なんですけどね〜。

ああ、今年私達昭和○○年生まれは、記念のお誕生日yearなんですよ。恐ろしすぎて口には出せないんですがね。
そんなわけで私のカバンにはまだ若干の空きがありますので!!

では、みなさま、5年目に向けてまた宜しくお願い致します。
(本日の内容い散りばめられた歌、フレーズがすべてお分かりの方は、同じ年代以上の方とお見受け致します(笑)。)

          近間 恭子
posted by ちかまデンタル | 09:00 | 歯医者さんのこと | comments(0) | trackbacks(0) |
開院4年目のお知らせ
こんにちはっ。
2日も続けてブログを書いたえっへん近間です。

当医院は、5月1日より入居させて頂いているビル名が変わりました。
『橋本ビル』→『TANI BLD.』(タニビル)となります。

また、1Fに和食の名店『をとわ』さんが入りますので、
現在大規模な工事中でございまして、患者さまにご迷惑をおかけしております。

6月4日からは恒例の『よさこいソーラン祭り』が始まりますので
当医院の付近は大通を含めて、時間帯により交通規制が発生致します。

お車でお越しの際はお気を付け下さいませ。

そーそー、私にとってはこの季節は、よさこいより先に体験していた
北大祭の季節でもあります。
大きな鍋で夜通しおでんを煮て、朝早く起きて先輩の朝食用におにぎりやから揚げを
大量に作ったことを覚えています。

また土日必ずといっていいほど雨にたたられた記憶があります。
最近の北大祭は全く行けていませんが、この機会に北大のキャンパスに足を運んでみられるのも
良いかと思います。
緑の樹々の間からこぼれおちる陽だまりのきれいな、初夏の一番美しい札幌がご覧になれます。
正門からの中央ローンがお薦めです。小さな川もありますし。

また北大の近辺には、小さなカフェや、焼鳥屋さんや、ベーカリー、ケーキ屋さんもあります。
昔の理学部は博物館のようになったとかで、記念館もあるはずです。

当医院は昨年8月1日付けで、北海道大学と医療機能連携協定を締結致しました。
ご紹介等をスムースに行うことができますので、ご相談下さい。


本年の開院記念日は日曜日となりました。
なるべく心身の健康のために、オンとオフをしっかり分けるのが
昨年の目標でしたが・・・。
本日もやはり資料持参です。多分夕方くらいに仕事をします。

なんたって日曜日は
サンデーモーニング→サンデージャポン→あっこにおまかせ→クギズケ→たかじんのそこまで言って委員会
という、わたしにとって黄金の帯がありますので!
(しかしこの間きっと爆睡します。)

昨日数年ぶりに道立近代美術館を訪れることが出来、
大好きなミュシャ展を観てきました。
購入した額縁もあり、医院でお目にかけたいと思います。(小さいですが。)

そのあと、メーカーさんのショールームで、医院の環境をもっとよくするための
いろいろな機械や機材を見てきました。
ほんと医療機器って高いわ〜〜〜。
ユニットやレントゲンは、車種はともかく車買えますもん。
軽なら何台か買えます(*_*;

それでは、明日からまた気持ちも新たに診療させていただきます。

                                   近間 恭子
 
posted by ちかまデンタル | 10:02 | 歯医者さんのこと | comments(1) | trackbacks(0) |